ソフトウェアのユーザーインターフェースについて

テックポエム

ソフトウェアのユーザーインターフェース(以下UI)と聞いて何を想像しますか?

GUIシステムでマウスを操作するとディスプレイ上のマウスポインターが移動するのが見えるかと思います。

簡単に書くと以下のような図になります。ソフトウェアはOSとアプリケーションです。
人間--->脳--->手--->マウス--->ソフトウェア--->ディスプレイ--->目--->脳--->人間
これが筆者の想像するイメージです。

現代社会では多くの人が仕事やプライベートでソフトウェアを様々な目的で利用しています。
期待した出力を得るために利用するのですが、(出力結果の正しさは必須として)それだけではありません。
特定のソフトウェアを選択する理由は利便性、操作性、愛着、作者の哲学、価格など多様な価値観によります。

ソフトウェアはその目的により様々なものがあります。同じ目的でも何種類ものソフトウェアが存在します。
ユーザーは多くの場合、見た目や評価を利用して1つのソフトウェアを選定します。

残念ながら操作に迷うようであれば、そのソフトウェアは「使えない」と評価され二度と利用されることはありません。

ソフトウェアのバージョンアップ等でUIが変更され、操作に戸惑った経験がありますか?
有名な例としては、Office製品にリボンUIが採用された時、Windows8のMetroUIの登場があります。
世界中で操作感に関して声が上がった事は、記憶に新しいと思います。

上記の例はソフトウェアにおけるUIの重要さを示していると思います。
操作方法が不明なソフトウェアを探索するのは苦痛となるケースが殆どではないでしょうか。

ユーザーが操作で迷わないように、チュートリアルやスタートガイドが用意されている場合もあります。
これは親切で良い事だと思います。学習する気があれば時間も無駄になりません。
ソフトウェアはユーザーの目的を達成する為に作成され、ユーザーは明確な動機と目的を持ってソフトウェアを利用します。

何故、ユーザーは操作に迷ってしまうのでしょうか?
1つにはUIの設計に問題があるケースもあるのではないかと思います。

適切でないアイコンやメニューの文言や構成などはその原因になります。
またユーザーが学習してきたソフトウェアの歴史が影響する場合もありえます。

例えばファイルの新規作成、保存、編集コマンドなどはそれぞれのメニューからアクセスが可能です。
また、新規ファイル(Ctrl+N)、ファイル保存(Ctrl+S)、コピー(Ctrl+C)、
ペースト(Ctrl+P)、操作の取り消し(Ctrl+Z)等のショートカットキーの割り当ては歴史的に決まっており、
大抵のユーザーはそれを学習済みなのです。

この歴史を無視すると、ユーザーに大きなストレスを与える可能性があります。
斬新なUIを創造し世に問う事はソフトウェアの歴史にとっても重要な事です。

以上を踏まえ長く楽しく愛されるソフトウェアを開発していきたいと思います。
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