2019年の目標

社長ブログ

明けましておめでとうございます。

株式会社ユニフィニティー代表のかつらです。

旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、早速ではありますが、みなさま新年の目標はお立てになりましたでしょうか。

私の目標はといえば、それはもちろん事業を成功させることで、今年は特に、当社のサービスが世の中から求められているという今まさに掴みかけているこの感覚を確信に変え、同サービスを広く遍く世の中に提供していくための体制をしっかりとつくり上げていきたいと思っています。

とはいえ、こうしたあいまいな目標にありがちなのは、あいまいな努力、そしてあいまいな成果です。「西の方」みたいなあいまいな目的地を定めると、確かに西の方には行くんですが、本当は九州まで行きたいのに、気づけば伊豆で温泉に浸かっていたりするわけです。

OKR

というわけで、みなさまOKRについてはご存知ですか。

最近はやりのOKR、即ち、Objective and Key Resultsです。海外だとGoogleにFacebook、日本だとメルカリみたいな、いままさにイケてそうな会社が導入しているということで最近注目度が高いマネジメント手法です。簡単に言えば、定性的な目標だけでなく、達成の度合いが測れる定量的な指標を「出すべき主要な成果」(つまりKeyResult)として設定しましょうねという話です。

と言うと、そりゃそうでしょという気もするのですが、ポイントは定量的な指標を目標達成の基準とすることで、進捗を見えやすくするとともに、アクションとフィードバックのサイクルを高速化し、自律的な行動を促しましょうということです。

そういう意味で、逆になにがOKR的『ではないか』というと、例えば「コミュニケーション能力を向上させる」みたいな定性的な目標を立て、半年に一度、上司からのフィードバックを受けて達成度合いを測るというようなやり方です。達成の基準が恣意的になってしまうというのもそうですが、なにより、何かアクションをしてもそれが目標達成に対してポジティブであったかどうかが半年もの間わからないので、一体どのアクションが成果につながったのかの判断がつきづらくなり、結果、いろいろなアクションを試してみようという意欲が削がれます。

OKR的なものは、例えば「提案の成約率を〇〇%にする」などです。どうすると成約率が上がるのかはよくわかりませんが、少なくとも結果を具に把握することができます。例えば提案を2パターンつくって、それぞれ10社づつ提案してみて成約率を比べることもできます。いちいち上司からのフィードバックを待たずとも、指標を見ながらどんどん自分からアクションを起こしていけるというわけです。

事業成功のためのOKR

つまり私も、当然事業の成功を最終的な目標にはするわけですが、より測定しやすい定量的なObjectiveとKey Resultを定める必要があります。OKRの設定に際しては、兎にも角にもまずは達成されたかどうかが客観的に見て明らかな具体的な目標を定める必要があります。

事業の成功につながる、具体的な自分の仕事は何でしょうか。

営業も開発も本質的には経営者の仕事ではありません。経営者の仕事は、なによりもまず良い意思決定をすること、それから、社員が迷いなく行動できるように意思決定の基準を明らかにすることです。

従って重要なのは、「いつでもよい意志決定ができる状態にいる」こと。これが私のobjectiveです。

そして、そのために何が必要かというと、やっぱり、しっかり寝ることですよね。

寝不足だと頭がボーっとしてまともな判断ができないばかりか、弱っている自分を守ろうとするためか行動も少し保守的になる気がします。将来のリスクを縮減してリターンを最大化するような先見的でチャレンジングな意思決定をするために、睡眠はもっとも重要な要素です。

寝る

ではしっかり寝るためには、どのような行動をとるべきなのでしょうか。

これは、決まった時間に起きることではないかと思うわけです。

理由はいくつかありますが、ひとつは起きる時間が決まっていることが早く寝るためのインセンティブになるということです。みなさんが、今日ははやく帰って寝ようと思うときはどういうときですか。次の日早いときですよね。ゴルフでも旅行でも結構ですが、次の日4時とか5時とかに起きることが決まっているときは比較的早くお休みになると思います。それを毎日やるイメージです。

ふたつめは、スケジューリングによって睡眠のプライオリティを上げるということ。つまり、毎日のスケジュールを立てる際に、起きる時間だけは必ず決まっているという状態をつくることで、睡眠を中心に予定を組むということが必然的に可能になる気がします。早起きすればその分朝に作業の時間をとることができますし、夜も次の日に備えて軽めの予定にとどめることができます。

みっつめ。生活を朝型にすることで飲酒可能な時間を減らします。だんだんパーソナルな話になってきますが、私が睡眠不足になる要因のおよそ10割は飲酒です。他方、当たり前ですが、起きて、仕事をするまでの間に酒を飲むことは基本ありません。生活を朝型にすればするほど、飲酒にあてられる時間は物理的に(?)減っていきます。これは非常に重要な論点で、酒をやめると言うのは簡単なのですが、より重要なのは「酒を飲む代わりに何をするか」なのです。寝るわけです。

ということで、「いつでもよい意志決定ができる状態にいる」ために私が出すべき主要な成果は何かです。

すばり「毎朝5時半に起きる」です。

なんだか事業の成功からずいぶん遠く離れた気もしますが、急がば回れで頑張っていきたいと思いますので本年もどうぞよろしくお願いいたします。

著者情報

曽良 俊介

カツラです。社長とCEO。 twitterもフォローお願いします。 https://twitter.com/shunsukekatsura

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