タピオカはなぜいままたブームとなったのか

社長ブログ

おはようございます。

ユニフィニティーの曽良です。

オフィスをシェアしてもらっているダーウィンホールディングスさんが新しくタピオカ屋を始める(始めた)ということで、聞くに、どうやら大ブームらしいです。タピオカ屋。ご存知でしたでしょうか。

https://emotta.jp/collection/gift/50768/

タピオカって、なんか前にも流行ったよな、と思いませんでしたか。私は思いました。確か90年代初頭に一度ブームになっています。しかも、そのときに一度流行って、それっきりまったく見なくなったわけでもなかったはずです。少なくとも私は、マンゴープリンかタピオカココナッツかと聞かれて2回に1回くらいはタピオカを選択してきました。これまでずっとです。

なのでこれは、元猿岩石の有吉さんが再ブレイクとか、70年代ヒッピースタイルが40年の時を経て再びトレンドにとかとは様子が違います。昔流行ったものが時を経てもう一度流行るということはよくありますが、あれはやはり、一度死なねばならないと思うのです。タピオカって別に死んでないですよね。

従って、トレンドのサイクルが再び巡ってきたというわけでもない。甘くてカロリーが高いので健康ブームに乗ったというわけでもなさそうだ。さて一体どういうことなんでしょうか。と、思っていたわけです。

ポスト・フラペチーノ

そうしたら、あるとき、実は日本のスタバの売上は3割がフラペチーノなのだという話を聞きまして、それでいろいろ合点がいきました。

スタバ、どこもものすごく混んでます。しかし実は、スタバの客に、スタバのメイン商材であるところのコーヒーは大してハマってなかったのだと思います。よく考えてみれば、女子高生って普通コーヒー飲まないですよね。スタバ以外の喫茶店ではほとんど見たことないです。

スタバの雰囲気はおしゃれで好きだけどコーヒーは苦くて好きじゃない。何かいい飲み物はないか。フラペチーノです。とはいえやはり飽きますよね。体冷えるし。

そこにタピオカミルクティーがでてきた。つまり、私はてっきりタピオカがポイントなのかとばっかり思っていたけど、実はポイントはティーの方だったのです。もっと言えばティーである必要すらない。コーヒーではないことが最大のポイントだったのですね。

意味づけされた空間

コーヒーではないものって無限にありますが、ブームになるためのもう一つの必要条件は、おしゃれなカフェであること、つまり、空間でしょう。

スタバのコンセプトは、「第三の場所」です。会社でもオフィスでもない、みんながリラックスしてくつろげる第三の場所。このコンセプトを表現するために内装や什器、カップにいたるまで徹底的にこだわっています。カップをソーサーに乗せると音が気になってくつろげないかもしれないから、ソーサーはつけてないそうです。

コンセプトがしっかりつくりこまれた空間は、例えばディズニーランドなんかもそうでしょう。キャストの教育も行き届き、夢の国という世界観を壊さないよう、細部にまでとにかく気を使っています。遊園地ではなくテーマパークだと言われる所以です。要するに、域内のあらゆる空間が意味を持っている。意味づけされた空間です。

世相とプロダクト

近年、カメラとインターネットがコモディティ化して、誰でも簡単に空間を切り取って、遠く離れた人とでも共有できるようになりました。私はこのことが、意味づけされた空間に対するニーズを劇的に高めていると感じます。

みんな、意味のある空間に所属することで、意味のある自分を演出したいのです。

いま、世間でブームになっているタピオカ屋も、異国の情緒を漂わせたものや、本格茶葉を売りにしたものなど、かなりコンセプトの強いものになっています。

おしゃれでコンセプトが明確な、意味のある空間で時間を過ごしたいけど、コーヒーはちょっと苦手。そういうニーズにタピオカ屋はしっかり刺さったというわけです。すごいですね。

私もこんなふうに世相をビビッドに切り取ったうえで、市場のニーズをズバッと見抜き、ハマるプロダクトをビシッと提示していきたいものです。

はい。今週も頑張りましょう。

著者情報

曽良 俊介

カツラです。社長とCEO。 twitterもフォローお願いします。 https://twitter.com/shunsukekatsura

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