私のHuaweiスマホはいったいどうなってしまうのでしょうか

社長ブログ

おはようございます。

ユニフィニティーの曽良です。

最近Huaweiが盛り上がってますね。いま、Huaweiがアツい!

かくいう私はスマートフォンは直近3代すべてHuawei、最近購入したスマートバンドもHuaweiというちょっとしたHuaweiオタク、ファーヲタです。

Huaweiの何がいいかというと、やっぱりコスパです。コスパというとどうしても「安い割には」というニュアンスがありますが、Huaweiに関していえば、パフォーマンスはほぼ満点です。下手したらiPhoneに代表されるようなハイエンドスマホをスペックで上回ってきます。私が使っているP20lite、オクタコアCPUでメモリ4GBですからね。ちょっと前のPCとか、メモリ512MBでしたよね。すごいです。にもかかわらず、コストがその辺の格安スマホと大して変わらない。2〜3万円で買えます。要するに、パフォーマンスの割にコストが安いわけです。コスパというよりパコスですよね。ひとことで言えば。ひとことで言うべきかどうかわかりませんが。

そんなHuaweiが、いまどうアツいかといえばこちら。

https://www.itmedia.co.jp/news/spv/1905/20/news053.html

GoogleがHuawei端末向けサービスを停止。

ひどくないですか?

Huaweiの端末にはスパイチップが入っているなどとトランプさんが吹聴し、米国政府はなるべく使わないよう指導してらっしゃるのは知っていましたが、Googleのような民間企業の取引も、こうも簡単に停止されてしまうものなのでしょうか。OSが動かなくなればスマートフォンなどただの箱、電卓以下です。私なにも悪いことしていないと思うのですが、いったいなぜそんな目にあわなければならないのでしょうか。いま使っている3万円のスマホがゴミになり、新しく10万円くらいする米国スマホを買わなければならないとしたら13万円くらいの損失です。善良なイチ消費者である私にそんな不利益を被らせるだけの正当性とはいったい何なのかと、そこに正義はあるのかと。思うわけですね。

そもそも、最近のこうした風潮から感じる「グローバル化ってなんだったんだよ感」なんですよね。

「世界はフラット化する」

「グローバル化は不可逆的に進行する」

「国境はもはや意味をもたなくなる」

など、経済誌でろくろを回す諸氏が一位時期絶えなかった記憶がありますが、いま起きてることってまったく逆ではないでしょうか。だいたい、トランプさんが大旋風とともに大統領になった際の公約、「メキシコとの間に壁をつくる」と「対中関税を強化して輸入を減らす」ですからね。グローバル化でもなんでもないわけです。

別にアメリカの言い分はよくわかります。中国はガチガチの保護主義で、GoogleやFacebookなどの情報産業すら国内から締め出し、豊富な内需を肥やしにしてGoogleライクな、またはFacebookライクな国内企業を育成することに成功しています。米国産プラットフォーム上での小作農に精を出す本邦IT系企業群とは対照的ですね。その一方、中国はちょっと昔の日本も顔負けの加工貿易でもあり、世界中から原料を輸入して格安スマホに組み上げ、世界のスマホ市場でシェア1位とかやってるわけです。「お前らいいとこ取りやんけ」とアメリカさんが思うのもよくわかります。

とはいえ中国も中国の合理性に従っているだけです。それでうまくいっていますし、結果的に私はコスパの良い製品を使えるわけですから、何も問題はありません。

何が問題か。とりあえず、グローバル化というのは嘘だったということですよ。そもそもアメリカってGDPが19兆ドルですが輸出は1.5兆ドル、輸入でも2兆ドルしかありません。経済って、じつは全然国境越えてないです。グローバル化って、お前らちゃんとアメリカ製品買えよというだけなんですよね。そこにキャッチーなコピーをつけたら、思いのほか言祝ぐ人が多かったという。

だいたい世の中って細分化していくものであって、集約とか統合はあまり起こらなくないですか。学校のクラスでもそうです。年度の初めこそ、みんな仲良くという感じでやっていますが、段々と付き合う仲間が固定化していって派閥が形成され、一度そうなると何かのきっかけでフラット化のようなことは滅多にないです。インターネット上でも同じです。ブログとかTwitterでHello World!という雰囲気も一時ありましたが、最近はサロンなどコミュニティはクローズド化する流れです。世界経済も同じなのではないでしょうか。つまり、市場はどんどん細分化し、生き残るのはローカルビジネスだということです。

少し話が逸れました。何が言いたいかというと、Huaweiはアメリカからハブにされても、私のスマホをちゃんと使えるようしてくれということです。

大きな内需もありますし。Androidライクなものもきっとつくれるでしょう。

頑張れHuawei!

著者情報

曽良 俊介

カツラです。社長とCEO。 twitterもフォローお願いします。 https://twitter.com/shunsukekatsura

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