漠然とした不安や苛立ちにどう対処するか

社長ブログ

おはようございます。

ユニフィニティーの曽良(かつら)です。

突然ですが実は私、最近は結構強く見られるというか、他人から「曽良さんは強いから」みたいなことを急に言われるようになったのですが、もともとは一人で外出できるかも怪しいレベルの超虚弱豆腐メンタルでいろいろ苦労してきたわけです。

新卒で入社した会社もなんとなくというかあからさまに強面な先輩が多かったこともあり、業務上わからないことがあってもなかなか相談できず、結果的に諸々スタックしすぎて「冷蔵庫」と呼ばれたりしていました。曰く「ボーッとしすぎて音が出ている」と。上手いこと言いますよね。残念な話ですが。

まあそれはどうでもよくて、不安がある、勇気が出ない、踏み出せない、そんなときどうするかという話です。

自分はそういうとき、不安を分解して解決可能な問題をみつけるという方法を採っています。どういうことでしょうか。説明します。

例えばです。なんでもいいのですが、不安といえば老後ですよね。老後が不安だとします。「老後が不安」。これは解決可能な問題ではないので、分解する必要があります。分解のためのメソッドはいくつかありますが、代表的なものは「なんでなんで攻撃」です。会議中に他人に対して発動すると雰囲気が悪くなりますが、相手が自分の不安であれば遠慮することはありません。

老後が不安。

なぜか。

蓄えがないからでしょうか。

なぜ蓄えが必要なのか。

年金だけでは生活費が足りないから?

なぜ足りないのか。

あんまり惨めな生活はしたくないですよね。

なぜ惨めになるのか。

だんだん核心に近づいてきました。これはずばり、人生に目的がないからですよね。目的を持った人生を歩むことができれば、年老いても、お金がなくても、そのときにすべきことを見つけることができそうですし、金銭的な蓄えはどれだけあってもいつかはなくなってしまいそうな一方、人生の目的が勝手になくなってしまうことはなさそうです。また、数億円の蓄えをいますぐ手にすることはできませんが、人生の目的について気づくことはできます。「老後が不安」なことも「蓄えが足りない」こともいますぐ解決することはできませんが、「人生の目的」がない問題には今から取り組めそうです。

今から取り組める問題になったということが大事です。

もう少し身近な不安についても考えてみましょう。例えば、人前で話をしなければならないとき。不安ですよね。

では人前で話すのが不安だとしましょう。

なぜ不安なのか。

うまく話せないからという感じでしょうか。

なぜうまく話す必要があるのか。

これは結構難しい質問です。自分を正しく理解してもらいたいからだと思います。自分が誤って伝わってしまうと、今までとは違う自分が出来上がってしまうのではないかという不安が生じます。自分を変えるとか変わるっていうのは、これまでの生き方ができなくなるかもしれないということであり、新しい生き方では鬼が出るか蛇が出るかわからない。それって本質的にすごく怖いことですよね。

ただ、ここまでたどり着けば前に進めるような気がします。うまく話せなくても、自分らしく話すということ。それから、ちゃんと相手の反応を受け取って新しい自分を受け入れることです。

ここまで不安を例に出してきましたが、不安以外にもいろいろあると思います。特に前向きな行動につながるわけでもない漠然とした気持ちが。苛立ちもそうですし、総じて言えば「悩み」みたいなやつです。悩んでるときって、イメージ的には、漠然とした気持ちを中心に同じところをグルグル回っていて、全然先に進みません。そういうときは、漠然とした気持ちを分解して問題を見つける作業をするとよいと思います。うまく問題が見つかれば、悩みごとの無限ループを脱け出すきっかけにできます。

ひとことで言います。ほんの少しづつでも先に進むということです。

今週も頑張りましょう!

著者情報

曽良 俊介

カツラです。社長とCEO。 twitterもフォローお願いします。 https://twitter.com/shunsukekatsura

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